2022年07月22日

【知ってるようで知らない】お洋服の”パーツ”の名前【シャツ編】

【知ってるようで知らない】お洋服の”パーツ”の名前【シャツ編】

洋服のお直しのCoCotonです!
洋服の修理をお願いする際、意外と多い困りごとが

「直したい洋服の部位の名称を知らずうまく希望を伝えられない」

というもの…!

そこで、本記事では洋服パーツの名称をご紹介していこうと思います!
今回は【シャツ編】となっています。
ビジネスシーンから気軽な遊びの場まで幅広く活躍するアイテムだけに、お直しの種類・方法も豊富で、需要が高いアイテムとなっています。

では早速、そんなシャツのパーツ名をご紹介していきましょう📒✍

まずは基本用語から!
【前身頃】
身体を包む一番面積の大きい生地のお腹側のパーツです。

【後ろ身頃】
身体を包む一番面積の大きい生地の背中側のパーツです。

【袖】
腕を包むパーツです。
肩との境目てっぺんを「袖山」
手を出す部分を「袖口」といいます。

【ボタンホール】
ボタンを通す穴のことです。

【ポケット】
シャツの場合胸部分についてることが多いです。
下着起源のドレスシャツにはそもそも不要ということでついてないことが多いようです。

ここからは細かいパーツの名称となります!

【襟】
首周りの印象をガラッと変えます。
「カラー」や「襟羽」なんていったりもするそうです。
襟は形が様々で呼び方もそれぞれありますが、〇〇カラーと語尾にカラーがついている場合は襟の名称と思ってください!

【台襟】
襟羽を支える台状のパーツです。
この台襟の幅によって首元の印象も大きく変わります。

【襟先】
襟の一番とんがってる部分です!剣先ともいいます。
たまに襟先の内側に固いパーツが入っていますがこれを「カラーステイ」といいます。

【ボタンダウン】
襟先と前身頃の生地がボタンとボタンホールによって固定されています。
ポーツ起源のデザインの様で、カジュアル向きのデザインです。

【ヨーク】
肩甲骨のでっぱり部分にきれいに布を添わせる為に入っている切り替えです!

【プリーツ】
ヨークと後ろ身頃の切り替え部分に折りたたまれた装飾のようなものがありますが、これをプリーツと言います。
背中の中心部分にプリーツがあるものを「センターボックス」、
左右の脇近くに分散されたものを「サイドタック」と呼びます。

【前立て】
前身頃の端部分。
ボタンやボタンホールが開いていますが、それらが表から見えないようになっているデザインは「比翼」といいます。

【シャツテール】
後ろ裾がカーブして長くなっている部分をテールと呼びます。

【ガゼット】
前身頃と後身頃を合わせた裾の部分に、縫い目が裂けないように付ける補強す布です。

【カフス】
袖口に切り替えてつけられているバンド状のパーツ。

【剣ボロ】
着脱や袖まくりがしやすいように、袖先のカフスとの境目に短冊状に縫い付けられた細長い布。剣先のように尖ったデザインです。
この部分についているボタンは「ガントレットボタン」といいます。


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パーツ名紹介【シャツ編】は以上のご紹介になります!
いかがでしたでしょうか?

イラストによる紹介も描いてみたのでよかったらこちらもご覧くださいね**





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