最近雑誌やInstagramなどの様々な媒体で骨格○○というワードをよく見かけますよね。
骨格診断はファッションを楽しむ上で、個々の持つ身体の骨格や筋肉、肌の質感などを分析し似合う素材やデザイン(形)をみつけるとメソッドです。
パーソナルカラーと併せて若者を中心に浸透してきており、服を購入する際・コーディネートを組む際に参考にしている方も多いかと思います。
それでも身長や手足の長さ、筋肉や脂肪の量でどこかで妥協やお直しをしなくてはいけないという方もいらっしゃると思うので、今回は骨格診断で述べられている特徴や、お直し屋視点での服選びをご紹介していきます。
※3タイプや7タイプ、アルファベットでの分類等複数ありますが、今回は3タイプの特徴をご紹介します。
【骨格ストレート】
全体的に厚みや立体感があり、メリハリのあるボディが特徴。
上重心でバストやヒップラインが高く、比較的上半身にボリュームがあります。
もう少し細かく特徴を述べると、首は短めで鎖骨や手首などの骨はあまり目立ちません。
膝下はすらっとしている方が多いのも骨格ストレートの特徴です。
骨格ストレートはボリュームのある服は着膨れしやすく、小さめなピッタリすぎる服はムチっと見えがちな為、ジャストサイズでシンプルなデザインが似合うとされています。
それはボディそのものにメリハリがあり華やかだからです
Iラインなど縦のラインを意識したコーディネートを組むと良いですが、寸胴のようなシルエットとなるデザインは苦手な傾向にあります。
お直し屋目線で服を選ぶときのポイントは✍
- 肩線(肩位置)があっていること
→肩位置がずれていると着膨れやゴツさへ繋がる恐れあり!
また、肩幅詰めは服の構造上詰められる寸法が限られており、比較的高額なお直しになりがち
肩幅詰めはあとほんのちょっとのこだわりにおすすめです。
- 丈感は膝丈(膝下より膝上くらいが○)やフルレングスやマキシ丈が良い
→中途半端丈は思い切ってお直しで丈詰めしましょう!
シルエットが横広がりになってしまうようなときは『幅詰め』も一緒に行うと良いです☺
【骨格ウェーブ】
華奢でなだらかな曲線が特徴です。
ウエストとヒップに距離があり、脚がO脚気味なのも骨格ウェーブの特徴といえます。
上半身は薄く、首が細く長いのに対して下半身にボリュームの出やすい下重心です。
骨格ウェーブはストレートと逆で上半身にボリュームがないので、胸元が大きく開いた服は貧相に見えてしまう可能性があります。
ラウンドネックやボリュームのあるデザイン袖が似合うフェミニンな足し算コーデが似合うタイプです。
フレアなスカートやタイトなスキニーパンツもお手の物。
Xラインを意識したコーディネートが良いとされています。
お直し屋目線で服を選ぶときのポイントは✍
- ウエスト位置の違和感を見逃さない
→全体的にパーツが下位置にある骨格ウェーブは胴が長く見えてしまうと短足に見えてしまいます。
丈の長いトップスは短くしたり、切り替えのワンピースは裾で丈詰めが可能でも敢えてウエスト上部で丈詰めを行いウエスト位置は高めに!
- ウェーブの適度な露出は華やかさをプラス
→マキシ丈や膝丈は下半身に視線が落ち、ダボっと重たい印象を与えます。
首・手首・足首が細いので3首の露出を意識したお直しがおすすめです🌸
【骨格ナチュラル】
しっかりとした体つきで骨や筋ばった印象が特徴です。
脂肪や筋肉などの肉感はあまり感じさせません。
肩幅ががっちりとしていて、身体のラインが四角や逆三角形といったフレーム感が骨格ナチュラルの大きな特徴です。
苦手とされる服が少ないのが骨格ナチュラルの一番の特徴とも言えます。
骨ぽっさがでてしまうピッタリとした服や、胸元が大きく開いた服は貧相にみえてしまい苦手とされています。
着膨れにみえがちなオーバーサイズやダボっとしたラフな服もよく似合います!
お直し屋目線で服を選ぶときのポイントは✍
…正直、これ!といって挙げるのがとっっっっっても難しいです😢
骨格ナチュラルタイプの方は苦手な服が少ないので全体のトータルバランスをみて選んでいただくのがいいと思います。
体のラインが目立つピッタリ目の服よりもオーバーサイズが良いとされていますが丈感があっていないとだらしない印象にしてしまう可能性があるので必要に応じて丈詰めを行うと良いでしょう🤩
勿論例に挙げたからと言って全ての方が“絶対に似合わない”なんてことはありません。
顔のタイプやパーソナルカラー・服のデザインによっても似合う服も異なりますし、やはり個人の好みもあるのでおしゃれって難しくて奥が深いなぁと感じます!
今回のブログの作者 はゴリゴリの骨スト民ですが、クロップド丈や変形デザインが好きなのでボディメイクを頑張ろうと思います()
コーディネートを組んだうえでのお直しのご相談も承っております。
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